なぜ「支店別名入れ+分納」がこんなに大変なのか
金融・保険・通信業のノベルティ調達は、単に「タオルを◯枚買う」だけでは済みません。
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支店ごとに違う店名・部署名・キャンペーン名を名入れしたい
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全国数百〜数千拠点に、時期をずらしながら分納したい
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景表法・内部監査・コンプライアンスの要件も満たしたい
これらを従来どおりFAXやメール中心で回していると、本部に問い合わせと確認作業が集中し、「業務が止まる」レベルの負荷になります。
本記事では、**支店別名入れ・分納に強い「大規模発注の進め方」**を、実務担当者の目線で整理します。あわせて、エアーかおると浅野撚糸が提供できる運用モデルもご紹介します。
金融・保険・通信業のノベルティ調達が抱える3つのボトルネック
支店網の多さ × 稟議・監査の厳しさ
金融・保険・通信業は、拠点数の多さと法規制の厳しさが特徴です。
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数百〜数千拠点の支店・営業所・代理店
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名刺がわりにも使える「支店名入り」のノベルティニーズ
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景品表示法の上限、社内規程、監査部門のチェック など
この結果、1回の発注であっても、実態は**「小さな案件が支店数分だけ同時に走る」のと同じ**構造になります。
アナログ運用(FAX・メール)による情報分散
よくあるのが、次のような流れです。
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支店から本部へ「この支店名で名入れしたい」とメール
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本部がベンダーとやりとりし、イメージデータを支店へ再送
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支店からの修正・確認がまた本部に戻り、さらにベンダーへ
この三角形のやりとりが支店数分だけ発生すれば、
**「リードタイムの長期化」「ヒューマンエラー」「誰が最新情報を持っているのか分からない」**といった問題が一気に表面化します。
分納・在庫管理の見えにくさ
大規模発注では、次のような要望も多くなります。
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第1弾はキャンペーン開始時、第2弾は人事異動後に発送してほしい
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在庫は一括で持ちたいが、各支店からオンラインで追加発注してほしい
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どの支店に何枚出荷済みか、本部から一目で把握したい
これを「Excel管理+メール指示」で回すと、欠品と余剰在庫が同時に発生しがちです。
まず押さえたい「大規模発注の設計思想」
はじめに決めるべきは「本部の負担をどこまで減らすか」
大規模発注を設計する際、単価交渉より先に考えたいのが、
本部がどこまで手を動かすのか/何を外部に任せるのか
という線引きです。
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支店との名入れ確認まで本部がやるのか
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出荷指示や伝票番号の問い合わせ対応も本部で抱えるのか
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それとも、制作〜在庫管理〜分納〜問合せ窓口までBPOに寄せるのか
「運用イメージ」と「本部の工数」を、最初の打ち合わせで可視化しておくことが、後のトラブル防止につながります。
名入れ仕様と支店リストの「標準フォーマット化」
次に重要なのが、支店別名入れ情報の集め方です。
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フリーフォーマットで支店からメールを集める
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→ 表記ゆれ・略称・全角半角の混在で、名入れミスの原因に
これを防ぐために、
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支店名・肩書き・行数などを決めたテンプレート
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許可するフォント・色数・レイアウトのパターン
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景表法や社内規程に適合した「定型コピー」
をあらかじめ用意しておくと、名入れの確認工数とクレームリスクを大きく減らせます。
名入れDX:支店側で「完成形」まで確定してもらう仕組み
Webシミュレーションでその場で確認
近年は、ブラウザ上でタオルへの名入れイメージを確認できるWebシミュレーションも活用され始めています。
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支店担当者が、画面上でフォントや位置・色を選ぶ
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ロゴデータをアップロードして、ほぼ実物どおりの完成イメージを確認
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OKボタンで、そのまま仕様書データが生成される
こうした仕組みを導入できれば、
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「思っていたのと違う」というギャップを事前に解消
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支店⇔本部⇔ベンダーの三角やり取りを大幅削減
といった効果が期待できます。
仕様書・入稿データを自動生成するメリット
名入れDXの肝は、“見える化”だけでなく“データ化”まで一気通貫にすることです。
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完成イメージから、仕様書(PDF)を自動出力
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刺繍用・プリント用の入稿データも、自動で生成
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そのまま製造ラインに連携できるフォーマットで保存
これにより、
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デザイナー・オペレーターの手作業によるミスを低減
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大量の支店分を扱っても、工数が線形に増えにくい
という、大ロットならではのスケールメリットを得られます。
分納と在庫の「見える化」で、配り切る前提をつくる
クラウドで拠点別在庫を一元管理
支店別名入れに対応したタオルノベルティは、どうしても在庫の所在が複雑になりがちです。
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本部倉庫に保管している分
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物流センターから直接支店に送った分
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支店に残っている手持ち在庫
これをExcelやメールで追いかけ続けるのは、現実的ではありません。
そこで有効なのが、クラウドで在庫と出荷履歴を一元管理する販促管理システムです。
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拠点ごとの在庫数・出荷履歴をリアルタイムで表示
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本部・支店・BPOパートナーが同じ画面を共有
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出荷完了と同時に伝票番号を自動表示
こうした仕組みによって、
「まだ届いていないのですが?」
「この支店には何枚残っていますか?」
といった問合せが本部に集中する状況を、大幅に軽減できます。
キャンペーン・人事異動シーズンの“駆け込み”に備える
金融・保険・通信業では、
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決算期・キャンペーン開始月
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異動・配置換えが多いタイミング
にノベルティの需要が集中しやすくなります。
在庫・出荷状況が見えていれば、
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需要が多い支店に先行して在庫を寄せる
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利用が進んでいない支店にフォローを入れる
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次回発注のタイミングを、本部側で先読みする
といった攻めの運用も可能になります。
エアーかおるで実現する「信頼感+企業姿勢」の発信
タオル専門メーカーだからできる名入れ・品質設計
浅野撚糸の「エアーかおる」は、
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吸水性・速乾性に優れた特許糸「Super Zero®」
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毛羽落ちが少なく、長く使ってもヘタりにくいボリューム感
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日常使いでも「ちょっと良いもの」と感じられる質感
が評価されているタオルです。
金融・保険・通信業のノベルティとして使う際は、
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支店名やブランドロゴをさりげなく刺繍で入れる
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男女問わず使いやすい落ち着いたカラーを組み合わせる
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書類同封用のギフトBOXに収まるサイズ(エニータイムなど)を選ぶ
ことで、「きちんとした会社」の印象と、毎日使われる実用性を両立させやすくなります。
福島・双葉の工場と復興への思いを一枚に込める
浅野撚糸は、福島県双葉町に糸づくりの拠点を構え、復興とともに歩むものづくりを続けています。
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被災地に新しい雇用と技術拠点をつくること
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「日常の気持ちよさ」を通じて、福島への関心をつなぐこと
こうした姿勢を、タオルに添える小さなリーフレットや復興メッセージカードとして同梱することで、
「品質のよいタオル」+「社会的なメッセージを持つ一枚」
として、金融・保険・通信業のブランドが大切にしている社会的責任(CSR)や地域貢献の姿勢を、さりげなく伝えることができます。
支店別名入れ〜分納までを含めたBPO運用
エアーかおるのタオルは、
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支店別名入れを前提としたデザイン設計
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大規模ロットの製造・検品体制
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本部一括納品だけでなく、支店別の分納やロット分割
といった運用にも柔軟に対応できます。
さらに、
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在庫保管
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支店ごとの出荷
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問い合わせ窓口(いつ届くのか・追加手配は可能か 等)
まで外部に任せるBPOモデルを組み合わせることで、本部の担当者は「どのようなシーンで、どんなメッセージを届けたいか」に集中できるようになります。
大規模発注を成功させる5ステップ
Step1 用途と配布シーンの整理
まずは、「誰に」「いつ」「どのように」配るのかを整理します。
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既存顧客向けか、見込み顧客向けか
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個人向けなのか、法人窓口向けなのか
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店頭・面談後・郵送同梱など、具体的な配布シーン
これにより、サイズ・カラー・パッケージの方向性が絞り込めます。
Step2 名入れルールと表記NGの確認
次に、法務・監査・ブランド部門と連携して、
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使ってよい表現・NGな表現
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ロゴの使用ルール
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景品表示法の上限と、社内規程の範囲
を確認し、**「このテンプレ内なら支店裁量で決めてよい」**というガイドラインを作ります。
Step3 支店別リストと数量の大枠設計
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支店ごと・エリアごとの必要数量
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優先度の高い支店(重点エリア・重点商品)
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分納回数(初回◯枚+追加◯回など)
といった大枠を固め、見積と納期の目安をベンダーと共有します。
Step4 名入れシミュレーション〜試作確認
Webシミュレーションやサンプルタオルを活用し、
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本部で基本デザインを確定
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必要に応じて代表的な支店名で試作品を確認
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仕様書と入稿データの形式を統一
することで、本番量産に向けた準備を整えます。
Step5 本番製造・在庫管理・分納運用
量産が始まったら、
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在庫・出荷状況をクラウド上で「見える化」
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支店からの追加依頼・問い合わせ対応をBPO窓口に一本化
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キャンペーン後に残った在庫の有効活用(社内配布・別企画への転用)
まで含めて、**「配り切るところまで設計する」**ことがポイントです。
本部の雑務を減らし、「信頼感のある一枚」を全国へ
支店別名入れ・分納を伴う大規模発注は、どうしても手間とリスクが大きくなりがちです。
しかし、
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名入れDX(Webシミュレーション・データ自動生成)
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在庫・出荷のクラウド一元管理
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制作〜保管〜分納〜問い合わせ窓口まで含めたBPO
をうまく組み合わせることで、本部の「雑務」を大幅に減らしつつ、全国の支店に同じ品質のノベルティ体験を届けることが可能になります。
そこに、エアーかおるの**「触った瞬間に分かる信頼感」と、福島・双葉でのものづくりを通じた「復興への真摯な姿勢」**をのせることで、
ただの販促品ではなく、
「この会社と長く付き合いたい」と感じてもらえる一枚
として、見込み顧客との関係づくりに役立てていただければ幸いです。